競技を行うためには相手が必ず必要です。
読手、審判、記録、運営など、たくさんの方が関わっています。
会場まで送迎してくれる保護者、会場を貸してくれる施設の方などもいます。
そういった方々に感謝の気持ちをもてるかどうか、本当に大切なことだと思います。
勝つための技を磨くことは個人練習でも可能かもしれませんが、感謝の気持ちがなければ本当の意味で強くなることはできないと思います。
「かるた道」という言葉も度々使われてはいますが、今のかるた界はゲーム性が強くなり、勝てばいい、という流れが強くなっていることを危惧しています。
(相撲界などでも聞きますが)
選手の増加に対して、指導者不足といった状況が原因のひとつであることは間違いありません。
他にも、会場の不足、役員の不足、大会数の不足など様々な課題があります。
そういった課題の解決につながるかもしれない、大変ありがたいニュースがあります。
ちはやふるの作者である末次さんが、「ちはやふる基金」を設立されました。
子どもたちの情熱を応援してくれています。
私個人としても、三島せせらぎ会としても何か協力できたらいいなと考えています。