「せせらぎ道場」開講! イメージトレーニングのススメ!

この度、YouTube上に「せせらぎ道場」を開講しました。これは動画を見て身体を動かすためのイメージトレーニングを行う目的で制作しています。「速さ」「正確さ」を両立させ、さらに「美しさ」を極めるためには、頭と身体が連動する必要があります。まずは頭の部分で理想をつくるための教材としてご活用いただきたいと思います。その上で、その動きを再現できるようになるまで「払い練」と「実戦」を繰り返し、身体に定着させましょう。

第1回は「突き手」編その1 (実際の動画は最後にあります)

さて、イメージトレーニングをおススメする理由は、私自身が常に2種類のイメージトレーニングを行ってきたことで成果をあげることができたからです。

ひとつは映像を見て頭の中に理想の取りのイメージをつくり、実戦で再現できるようにすること。これは特に練習ができない時に、過去の自分の良かった時の映像を見て取りを思い出すようにしていました。また、お手本となるような選手の取りを見て、自分が取っているように想像して取り入れようとしました。

もうひとつは勝った時の状況や将来のありたい姿をリアルにイメージし、そうなりたいと想いを強くすること。名人戦の勝利者インタビューに答えている様子や家族や仲間と喜ぶ様子など、決して妄想ではなく、そうなりたい、だからもっとこうしなければ、という決意をするためのものでした。

競技かるたにおいて、頭で鮮明にイメージできた取りは努力次第で必ず再現できます。この「せせらぎ道場」の元となる動画は、構えや取りを客観的に確認して指導を行うために撮り始めたものですが、川瀬名人や山下元クイーンとの対戦動画が100本を超え有効活用しようと考えました。今の選手を見ていると超A級と呼ばれる選手でも「速さ」重視で、「正確さ」「美しさ」をもっと鍛えるべきではないかと感じています。競技かるたを始めたばかりの選手から超A級選手まで、幅広くご覧いただき参考教材のひとつとしていただければ幸いです。

【動画はこちら】

なお、第2回目は突き手編その2を予定しています。現役選手で最も美しい取りをする山下元クイーン、そしてまだまだ粗削りな部分もありますが、男性では最も美しい構えと取りをする(と私が勝手に思っている)並河辰樹選手にもご登場いただく予定です。次回もお楽しみに!

川瀬名人 全日本選手権 準優勝 

4月24日、豊田市で第61回全日本選手権が開催され、弊会所属の川瀬将義名人が出場しました。不戦勝を含めて6試合を戦い抜き、決勝戦では永世選手権者の山下恵令元クイーンに惜しくも敗れ準優勝でした。山下元クイーンは三島せせらぎ会の練習にもよく参加してくれ、川瀬名人の練習相手も務めてくださる存在です。二人の対戦は見慣れた光景ではありますが本当に強かった! 通算7度目の優勝、おめでとうございます!


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川瀬名人 三島市長/長泉町長 表敬訪問

1月28日、三島市長の豊岡武士さんを表敬訪問して、三島せせらぎ会から名人が誕生したことを報告しました。

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また、川瀬さんの住む長泉町の町長である池田おさむさんも訪ね、長泉町役場勤務の富田光さん(当会会員/早稲田大学かるた会OB)がアテンドしてくれました。
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地元からの応援に感謝して、来年の防衛を一緒に目指していきます!

2021年を振り返る

今年もコロナ禍で大変でしたがすばらしい一年になりました。関係者のみなさまに感謝申し上げます。2021年を簡単に振り返ります。

三島せせらぎ会として

■川瀬くん&なっちゃんが三島せせらぎ会へ移籍、結婚、Karuta Club開始。本当におめでとう!

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■小中学生が全国大会デビューを果たし、二段、初段も誕生しました! また、川瀬くんが名人戦の挑戦者となりました。よくがんばりました!

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■山下恵令元クイーンが今年も指導に来てくれてました。いつもありがとう!

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■「クリスマス練習会(第1回三島せせらぎ杯)」を開催しました。参加してくださった皆さん、ありがとうございました! 

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個人として

■全日協の理事&競技かるた部副部長になりました。がんばって働きます。

■和室をかるた仕様にDIYしました。障子にプラ板をはめ込んで札が当たっても破れないようにしたり、天井カメラを設置しました。

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■「だるまの天ぷら定食吉塚本店」に行きました。エビもアナゴも特大でビールとの相性も最高でした!

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■「ちはやふる原画展」に家族で行ってきました! すばらしい!

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■着物を仕立ててもらいました。来年から着る予定です。

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■和歌を詠みました。「伝説のパン屋の前でハイタッチ! バナナを食べてヤッホホゴリラ」 みなさまも「57577」をぜひ。

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■大学を卒業してから一番練習しました。社会人になって20年、名人位を返上して10年、もう少しやれそうです。

以上、2022年も三島せせらぎ会にご期待ください! よろしくお願い致します。

1-1は運命か? どう取るべきか。

1-1になったらみなさんはどう取りますか? ドキドキしますよね。見ている限りほとんどの方が自陣を囲って取りますよね。相手陣を攻めることを信条にしていると公言している選手でも、なかなか相手陣にはいかないですよね。

1-1は運命戦と言いますが私はそうは思いません。なぜなら過去に苦い経験があって、会長の松川さん、私の前の名人の望月さんには1-1で相手陣が必ず読まれ何度も負けました。確率は1/2のはずなのに運ではない何かがある!と思うようになったからです。当時の私は極端に言うとあまり考えずに集中力を高めて、若さとスピードで勝負するかるたでしたが、考えるかるたを意識するようになり経験を積んで、なんとなく札の出方を読むことができるようになったと思っています。

その一方で、試合展開から自陣がでる自信があっても、相手陣を6:4もしくは7:3くらいで取りに行けるように意識しています。もともと自陣は鉄壁だという自負もあり、隙あらば相手陣を抜いてやろうと思っています。それをやる理由は勝率を上げるため。ほとんどの対戦相手がこちらの陣を取る気配を見せないというのもあります。こちらの陣に来ないことが分かっている相手に対して、自陣の札を高速で取る必要は全くないので、相手陣に意識を傾けても大丈夫だと考えています。

これは当然ですが札にもよります。自陣が2字決まりで相手陣が6字決まりなら、自陣が違うと判断してから相手陣へ行きます。

もちろん相手陣を抜くことはかなり難しいわけですが、お手つきを誘えるかもしれませんし、相手が空振りをするかもしれません。審判をする立場からすると相手陣を抜きに行くのはやめて欲しいのですが、お互いに自陣を囲い合うだけの運命戦は見ていてつまらない、そう感じます。最近は1-1に限らずもっと早いタイミングから固めてひたすら囲う人も多いので、勝率を上げるための作戦とは言え、もっとかけひきや緊張感を楽しんで欲しいと思います。特に超A級選手には魅せるかるたを披露して欲しいですね。

ということで、いきなりはできませんから普段から練習しておくことをおススメします。団体戦でも役に立つことがあるかもしれませんよ。

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名人戦の1-1はたまらない緊張感がありました。