お手つきをしないためにはどうしたらいいですか?
この質問も非常に多くの方からいただきます。
答えは簡単です。
早く手を出さないことです。
それだと取れずに負けるだろ、とツッコミが入りそうですが、本当にそう思っています。
お手つきをすると2枚(取り損は1枚、ダブルなら3枚、空ダブなら4枚と違いはありますが)差がつきます。
その差を大きいとみるか、小さいとみるか、人それぞれだと思いますが、実は小さいとみている人が多いのではないかと思います。
お手つきはもったいない、したくないとは口ではいうものの、
・相手もお手つきする
・お手つきするくらい早く取ることがカッコいい
・お手つきする以上に取ればいい
などなど、お手つきをして勝った時はすごいだろと言わんばかり、負けた時はひたすら言い訳、そういった方も多いのではないでしょうか。
ですから、「お手つきはしたくないけど、しても大丈夫」という気持ちが根本的な原因であると思います。
考えてみてください。
お手つきをしたら「即刻負けが決定する」というルールだったらもっと慎重になりませんか?
そういった意味では、お手つきのルール(枚数設定)が絶妙なのかなと思います。
なぜお手つきをしてしまうのか。
お手つきが本当にもったいないことだと認識することがスタートです。
そして、音をしっかり聞いて手を出すこと、体や腕、指先までを完全にコントロールすること、そのために常に平常心でいること、こういったことが大切だと考えます。
技術面や精神面については改めて書きたいと思います。